奇跡の第3回

「罪を肉んで、人も肉まざるべからず」

古代から伝わる故事成語であり、罵詈雑言を唱えながら肉を食べるのは、とても良いことだと言う意味である。

肉会の面々はその名言に従い、序盤から闘志を燃やしていた。

戦場となったのは、中目黒のもつ鍋屋、鳥小屋である。

まず口火を切ったのは、謎の奇病に冒されたH尾の代わりに参戦したO戸だった。

長年たまった想いがこみ上げてきたのだろうか。彼のドークはなかなかに鮮烈だった。

写真 1

もつ鍋。

盛り上がりすぎて、締めのチャンポンを注文するのを忘れる。

それに感化されたのか、慌てて飛ばしだすメンバーたち。

K上の告白、いや毒吐くも、すでに炎上している場の雰囲気に、さらに燃料を投下した。

そして、カロリー多めの揚げ餅を追加し続けるA部に非難の矛先が向かった瞬間に、事件は起きた。

写真 2

噂の揚げ餅。

文句を言いつつ実は旨かった。

密かに隣のテーブルで宴会をしていた、あのスーパースター、R.O柴氏がこちらのテーブルにやってきたのだ。

そのとき、我々の心に爽やかな風がふいた。

Z語の言葉の渦が、爽やかで美しいR語の数々に次々と駆逐されていったのだ。

我々はまさに救われたのだった。

 

罪を憎んで、人を憎まず。

 

そうだ。ようやく思い出した、本来の故事成語。

一緒にO柴氏と写真を撮ってもらい、メンバー達は本当に幸せ一杯の気持ちになった。

O柴氏が爽やかに帰っていく。

するとあろうことか、再び同じネタで盛り上がるメンバーたち。

ああ、あの感動はいったいなんだったのか・・・。

筆者は一瞬そう思ったが、すぐに思い直し、そのネタでゲラゲラと笑いつつ、「良薬は口に苦し」というまた別の故事成語を思い出したのである。